こんにちは!フリーランスデザイナー兼Canva公式クリエイターのさおりです。
「Canva公式クリエイターってどんなことをしてるの?」
「Canva公式クリエイターってどうしたらなれるの?」
といった質問をよくいただくので、今回は私の経験を交えながら、Canva公式クリエイターについて詳しく解説していきます。
審査のポイントや収益の仕組みなど、これから目指す方に役立つ情報をぎゅっと詰め込みました!
Canva公式クリエイターとは?
Canvaは、誰でも簡単にデザインが楽しめるツールですが、Canvaのテンプレートを制作しているのが「Canva公式クリエイター」です。
公式クリエイターは、Canva上で使えるテンプレートや素材を制作し、世界中のユーザーに届ける役割を担っています。
2024年現在、日本の公式クリエイターは約280人。
厳しい審査を通過した方がCanva公式クリエイターとして活動しています。
2024年現在は日本の公式クリエイターは280名ほど。まだまだ募集しているようです。
Canva公式クリエイターのおすすめポイント
1. 隙間時間で活動できる
育児や本業の合間に副業・複業が可能!
私自身も育児やお仕事の間にCanvaのテンプレートを制作しています。
2. グローバルな収益チャンス
Canvaは世界中のユーザーに使われているので、クリエイターとして海外ともつながれるのが魅力です。
収益はUSドルで支払われるため、特に円安の今は、日本にいながら「お得感」を実感できます!
3. デザインスキルが磨ける
Canvaのクリエイター活動では、最新のデザイントレンドを取り入れる機会がたくさんあります。
ただ作るだけでなく、実際にユーザーに使ってもらう中で「もっとこうすれば良かった!」という気づきがあり、毎回成長を感じられるんです。
実践を通じて、デザインがどんどん楽しくなっていくのが魅力です。🌟
どんな活動をしているの?<テンプレート制作>
テンプレート制作
テンプレート制作は、Canva公式クリエイターの主要な活動のひとつ。
以下のステップで進めていきます。
1. テーマやターゲットを設定
テンプレートを作るときは、実際に使ってくれる人のことを想像することから始めます。
Canva講座やレッスンに参加してくださった方から、
「こういうデザインが欲しい!」
「こんなテンプレートがあったら助かる!」
という声を伺うこともあります。
いただいた声をヒントに、実際に役立つテンプレートを作るのは私にとっても楽しいプロセスです。
リアルなニーズに応えるデザインが完成し、使っていただいたたときの達成感は格別です!
2. デザイン制作
テンプレートを作るときは、
「これを使う人がどんな場面でどんな気持ちで使うんだろう?」
と想像しながらデザインを考えます。
私が特に大切にしているのは、トレンド感だけでなく、使いやすさや手に取る人の気持ちに寄り添ったデザインに仕上げること。
時には「このテンプレートで誰かの仕事がちょっとでも楽しくなるかも」と思いながら作業を進めると、自分もワクワクしてくるんです。
そんな気持ちを詰め込んだデザインが、どこかで役に立つといいなと思っています。
3. 審査に提出
テンプレートを制作したら、次はタイトルや説明文を一つ一つ丁寧に記載していきます。
この部分は、ユーザーにどう見つけてもらうかを左右する大切なポイントなので、
「どんな言葉が伝わりやすいかな?」と考えながら仕上げます。
そしてオーストラリア本社の審査を通過し、
晴れて公開されたときには「次はどんな人に使ってもらえるんだろう?」と毎回ワクワクしています。
4. ユーザーの声が次のデザインのヒントに
テンプレートを公開していると、実際にInstagramのDMで初めての方から
「このデザインでカレンダーを作って欲しい」「使いやすかったです」
と連絡をいただくことがあります。
リアルな声を聞くと、「やっぱりこのデザインが求められているんだ」と実感できて、本当に嬉しいです。
ユーザーの声が、次の制作の大きな原動力になっています!
実は、Canva公式クリエイターは素材も作れるんです!
テンプレートだけじゃなく、アイコンやイラスト、装飾パーツなど、素材制作も活動のひとつなんです。
実は私もこれまでにいくつか素材を作ったことがあって、Canvaのライブラリーに公開されています。
「どこかで使ってもらえているかな?」と想像するだけで嬉しくなります。
もし見つけたら、ぜひ使ってみてくださいね〜!
素材検索で「set:nAGCWNQbaqY」と検索したら使用できます!
気になる収益の仕組み
Canvaの収益モデル
Canva公式クリエイターの収入は、制作したテンプレートや素材がダウンロードされるたびに得られます。
仕組みとしては、Canvaの総収益からクリエイターに分配される割合が設定されており、ダウンロード数に応じて収益が分配されます。
例えば、以下のようなイメージです!
クリエイター分配金が100万円の場合
Aさん(月9万DL):90万円
Bさん(月1万DL):10万円
私の収入の比率は、無料テンプレート:有料テンプレート=8:2。
なぜ無料テンプレートをたくさん作るかというと、Canvaの多くのユーザーが無料プランを利用しているからです。
無料プランの方にも「こんなにかわいいデザインが無料で使えるんだ!」と思ってもらえることが嬉しくて、ついつい力が入ります。
もちろん、有料テンプレートにもこだわっていて、こだわりのデザインを通じて収益化も意識していますが、まずは無料テンプレートでCanvaの楽しさを広めることを大切にしています。
Canva公式クリエイターの収入について
Canva公式クリエイターは、収入がダウンロード数に比例して増える仕組みがあるため、自分の努力次第で収益を伸ばしていけるのが大きな魅力です。
私の場合、毎月安定した収入を得られていますが、
特に「ボーナスチャレンジ」というキャンペーンに挑戦した月には、なんと会社員時代の収入を超えたことも! ✨
自分が作ったテンプレートが多くの人にダウンロードされ、収入に直結するのは、やりがいを感じるポイントのひとつです。「次はどんなデザインを作ろう?」とワクワクしながら、楽しんで活動しています。
Canva公式クリエイターになるための審査ステップ
Canva公式クリエイターになるためには、次の4つのステップをクリアする必要があります。それぞれのポイントをわかりやすく解説します!
Step 1: 審査
最初のステップは審査です。ここでは、以下の点が確認されます:
- デザインの基礎があるかどうか
- クリエイターとして活動していけるかのポテンシャル
審査通過のコツは、ポートフォリオをしっかりと準備すること!
ポートフォリオには、自分のデザイン力をアピールできる作品を揃えておきましょう。
以下にポートフォリオの作成のコツを記載しております。
ポートフォリオで9割落ちてしまうという噂が…
Step 2: 説明会
次に、グループ説明会に参加します。ここでは、Canva公式クリエイターの仕組みや活動内容について詳しく説明が行われます。
ちゃんと活動されているかチェックされる場所です。
Step 3: 課題制作
課題制作では、指定されたテーマに沿ってテンプレートを制作します。以下が課題制作のポイントです:
- 3つのジャンルから1つを選択し、テンプレートを5つ制作
- 制作期間は1週間程度
- Canvaを活用しながら、トレンド感や使いやすさを意識する
こちらの課題は「Canvaが使えるかどうか」確認する場なので、デザイン性は問われません。
Step 4: 採用
すべてのプロセスを通過すると、晴れてCanva公式クリエイターとして採用されます!✨
採用後は、自分が制作したテンプレートが世界中のユーザーに使われるというやりがいを実感できます。
Canva公式クリエイター審査のポイント
Canva公式クリエイターになるためには、いくつかのステップをクリアする必要があります。
特に、審査では以下のポイントが重要視されます。私自身の経験を交えながら詳しくお伝えします!
1. ポートフォリオのクオリティ
ポートフォリオは、クリエイター審査の中で最も重要な部分です。以下を意識して制作しましょう!!
さまざまなジャンルとツールを活用した作品を揃える
ポートフォリオには、バナーやチラシ、名刺、SNS投稿用デザインなど、さまざまなジャンルの作品を揃えることが大切です。
Figma やAdobeソフトなどのツールを活用して制作した作品があると、評価されやすいです。
ツールの使い分けができることで、幅広いスキルや柔軟性をアピールできます。
作品数の目安
ポートフォリオには、10〜20個程度の作品を揃えるのが理想です。数が多すぎても審査員に伝わりにくくなるので、選び抜いた作品を厳選しましょう。
第一印象を意識
最初に配置する作品が「審査員の心を掴むかどうか」の鍵です。自信作や目を引くデザインを冒頭に持ってくると良いですね。
💡ポイント
私はCanvaを中心に制作しましたが、一部の作品ではIllustratorやFigmaを使った作品も入れました。複数のツールを使うことで、デザインの幅を広げる工夫をしています。
2. デザインのトレンド感とオリジナリティ
審査では、デザインの見栄えだけでなく「トレンド感」と「独自性」も評価されます。
トレンドを反映
Y2Kスタイル、3Dデザイン、シンプルモダンなど、現在人気のあるデザイン要素を適度に取り入れると良いです。
特に、Canvaの公式ライブラリーにないスタイルは強みになります。
オリジナルのデザインを作る
他のテンプレートと差別化できる要素を意識しましょう。
「こんなデザイン、まだ見たことない!」と思わせることが大切です。
4. 動画審査の準備
最近では、自己紹介動画の提出も求められる場合があります。動画審査では以下の点が重視されます
(動画提出はマストではなくなりましたが、あった方が人柄がわかりやすいです。)
自己PR
「なぜCanva公式クリエイターになりたいのか」を簡潔に伝えましょう。
人柄や熱意が伝わるか
プロフェッショナルさをアピールしつつ、明るく前向きな雰囲気を意識するのがおすすめです。
まとめ:審査を通過するためのコツ
①ポートフォリオにはさまざまなジャンルのデザインを盛り込む。
②トレンド感を意識したデザイン
③審査員に「またこの人のデザインを見たい」と思わせる構成を。
💡 私からの一言
審査は確かに厳しいですが、丁寧に準備を重ねることで必ず可能性が広がります!
私も最初は不安でしたが、一歩踏み出して良かったと感じています。
ぜひ、Canvaの楽しさを多くの人に届けられるよう、一緒に頑張りましょう!
現役クリエイターのリアル
制作活動
育児や本業と両立しながら活動するためには、「時間の使い方」が鍵。
曜日ごとに制作スケジュールを設定
隙間時間で少しずつ進める
テンプレートをシリーズ化し、効率的に制作
私も、育児や家事の合間で制作を進めていますが、効率的に進めることで多くのテンプレートを提供できています。
コミュニティ活動
Canva公式クリエイター同士の交流も魅力のひとつ。
もくもく会やオンラインイベントを通じて、互いに学び合える環境があります。
SNSでもさまざまなクリエイターの方と繋がっており、楽しく交流しています。
目指す方へに伝えたいこと
1. 基礎をしっかり学ぶ
Canvaを使いこなすだけでなく、デザインの基礎を学ぶことが大事です。
私はデザインスキルを磨くためにSHElikesで学びました。
SHElikesでは、デザインの基礎から応用まで幅広く学べるだけでなく、モチベーションを高めてくれる仲間との出会いもありました。気になる方はぜひチェックしてみてください!
無料体験レッスンも開催しています!
2. ポートフォリオをしっかり作り込む
Canvaのポートフォリオ審査は9割落ちると言われています。
作品の見せ方を工夫することが大切です。。
3. 挑戦し続ける心を持つ
審査は厳しいですが、続けることで成長が実感できます。
私も1回落ちていて、2回目のチャレンジで合格しました!
Canva公式クリエイターを目指してみませんか?
デザインの楽しさを世界中に届けるクリエイターとして、一歩を踏み出しましょう!
→ 公式クリエイター応募ページデザインスキルをもっと磨きたい方へ
私が学んだ「SHElikes」では、デザインの基礎から応用までしっかり学べる環境が整っています。仲間と一緒に楽しくスキルアップしたい方におすすめ!
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まとめ
Canva公式クリエイターは、デザインの楽しさを世界中の人に届ける素敵な仕事です。
審査や制作には努力が必要ですが、その分やりがいと成長を感じられるポジションだと思います。
私も引き続き、自分らしいデザインを発信しながら、チャレンジを続けていきます。もし気になる方がいれば、ぜひ挑戦してみてくださいね!
「どんな準備が必要か具体的に教えてほしい!」
「ポートフォリオのアドバイスがほしい!」
など、
気になることがありましたらお気軽にDMくださいね。私が通った道なので、丁寧にお答えします♪
お気軽にInstagramのDMから連絡くださいね。